Alva Noto
“This Stolen Country of Mine”
アルヴァ・ノト
『ディス・ストールン・カントリー・オブ・マイン』
2023年7月21日リリース
◆AMIP-0333 国内流通盤CD ¥3,080(税込)
◆N-059-2 輸入2LP ¥5,980(税込)
レーベル : NOTON
現代エレクトロニック・ミュージックの先導者であるドイツ人サウンドアーティスト、アルヴァ・ノトが手がけたドキュメンタリー映画「This Stolen Country of Mine 』のサウンドトラック。2022 年ドイツ・ドキュメンタリー映画音楽賞受賞。
Alva Noto が音楽を担当し、2022 年ドイツ・ドキュメンタリー映画音楽賞を受賞した、ドイツの映画監督Marc Wieseによるドキュメンタリー映画『This Stolen Country of Mine』のサウンドトラックが NOTON よりリリース。
このドキュメンタリー映画は、エクアドルの資源の大部分が中国の投資家に売却されることに反対するレジスタンスの戦闘員やジャーナリストを描き出し、外国勢力に直面した国家主権の問題を探求した作品。Alva Notoの音楽は山村の闘争にさりげなく寄り添いながら、共同体であるレジスタンスの暗い影や希望の光を映し出している。
暖かなデジタルサウンドや液体のようなエレクトロニクスに、哀愁を帯びたチェロの音色や深みのあるパーカッションを融合させた、ゆっくりと立ち上る煙のように広がる幻想的かつエモーショナルなアンビエント・スケープ。
CDパッケージは縦18cm x 横12.5cmの特殊サイズ紙ジャケ仕様。
Track list :
1. Ritual
2. Confrontation 1
3. Village 1
4. Confidential Information 1
5. Confidential Information 2
6. Confrontation 2
7.Death Laguna
8. Information Policia
9. Sarayaku Hidding
10. Information
11. Demonstration
12. Info Resistance
13. Sicario
14. Village 2
15. Storming Camp
16. Legal Process
17. Trail
18. Swat
19. Ritual Reprise
Carsten Nicolai(Alva Noto)
カールステン・ニコライ(アルヴァ・ノト)
1965年、旧東ドイツのカールマルクスシュタット生まれ。ベルリンを拠点にワールドワイドな活動を行うサウンド/ビジュアル・アーティスト。音楽、アート、科学をハイブリッドした作品で、エレクトロニック・ミュージックからメディア・アートまで多彩な領域を横断する独自のポジションを確立し、国際的に非常に高い評価を得ている。彼のサウンド・アーティストとしての名義がアルヴァ・ノトである。ソロ活動の他、ミカ・ヴァイニオ、池田亮司、ブリクサ・バーゲルト(アインシュツルテンデ・ノイバウテン)、ビョーク、イギー・ポップなど注目すべき様々なアーティストたちとのコラボレーションを行い、その中でも坂本龍一とのコラボレーションにより、ここ日本でも一躍その名を広めた。2016年には映画『レヴェナント:蘇りし者』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)の音楽を坂本龍一、ブライス・デスナーと共同作曲し、グラミー賞やゴールデン・グローブ賞などにノミネート。また美術の分野においては2015年8月より西武渋谷店エントランスに『chroma actor』が展示されている。2017年3月には市原湖畔美術館にて大規模な個展『Parallax』が開催された。2018年、Alva Noto関連の作品をリリースするレーベル<NOTON>を再始動。