Triola
“Scapegoat”
トリオラ
『スケープゴート』
2023年10月20日リリース
◆AMIP-0342 国内流通盤CD ¥2,640(税込)
【国内流通盤CDのみ、ダウンロード・ボーナストラック1曲付き】
◆CN6 輸入LP ¥5,500(税込) *LPは11月上旬発売
レーベル:Constructive
弦楽奏者・波多野敦子主宰のストリングス・プロジェクトTriola(トリオラ)が、「架空のオペラ」をテーマにした作品を英国の気鋭レーベルConstructiveよりリリース!メンバーの須原杏に加え、石橋英子、山本達久、千葉広樹、澁谷浩次ら豪華ゲスト陣参加。
東京を拠点に活動する波多野敦子主宰のストリングス・プロジェクトTriola(トリオラ)のニューアルバムがイギリスのConstructiveレーベルよりリリースされる。2019年にリリースした前作「Chiral」に続く本作は、メンバーである須原杏と共に弦楽を録音。そしてゲストミュージシャンに、石橋英子(サウンドコラージュ)、山本達久(ドラム)、千葉広樹(ベース)、澁谷浩次(ボイス)、工藤夏海(ホルン)、マツダケイスケ (シンセ)、ジム・オルーク(ミックス)、ジョー・タリア(マスタリング)ら豪華な布陣を迎えて制作された。
光、地図、宝石などの象徴や、孤独、記憶、価値観、自己喪失、再生、再起などのテーマを探求した「架空のオペラ」として制作された本作は、インストゥルメンタル楽曲でも全ての曲に詩とドラマが存在するコンセプチュアルな作品。ストリングスとパーカッションで形作る絶妙かつ自由な動きの見事なアンサンブルや、エレガントで甘美なストリングスセクションには、Triolaならではの卓越したテクニックと暖かさと激しさを包含する独創的なエキセントリックさが際立っている。また、美しくアーティスティックな音楽性を中心に保ちつつも、前衛的なエレクトロニクスや洗練された環境音、親密なポエトリーリーディングによって奇妙かつ奥深い豊かさを加え、心に迫る壮大な叙事詩を創り上げている。
アートワークにはロンドン在住のジュエリー作家Akiko Shinzatoの作品を起用。ミステリアスな老女が印象的である。
さまざまな奥深いテーマに立ち向かう本作は、ダイヤモンドの原石であり、再生と輝きの回復を求める自己を描いたオペラである。
Track list :
1. Warp
2. Through Amber
3. Dreamland
4. 失言
5. Foghorn
6. さよならの歌
7. Second Runner
8. Reboot Me
9. My Parade
10. 隠された歌
11. Scapegoat
Triola
トリオラ
波多野敦子主宰のストリングス・プロジェクト。東京を拠点に活動する。
「進化し続ける弦楽ポップス」をコンセプトに2010年からヴァイオリンとヴィオラのデュオ編成でライブ活動とアルバム制作を行う。2016年からヴァイオリニスト須原杏をメンバーに迎え、2018年に弦楽とドラムスで構成された、ポップな旋律とハードコアなリズムを融合させたネオ・クラシカル的作品『Chiral』(キラル) を発表。そして2023年秋には、「架空のオペラ」をテーマにした作品『Scapegoat』を英国Constructiveよりリリースする。
アルバムでは波多野がコントラバス、チェロ、ヴィオラなどの弦楽器やシンセ、鍵盤楽器も含む録音、演奏をダビングにて行ってきたが、ライブ・パフォーマンスでは「ミニマル・パンク -抜粋と再構築-」をテーマに、ストリング・チームに加え、ドラムとベースを迎えたバンド編成を構想中。地面を叩きつけるストイックなリズムとストリングスのハーモニーが織りなす、躍動感に溢れたTriolaサウンドの核心を表現する。