日本を代表する気鋭のクリエイターAOKI takamasaが、前作から実に4年振りとなるニューアルバムを遂に完成!
『打つ 叩く 刻む 穿つ 衝く 磨く 歪む 捩じれる 弾ける 絞る 広がる 切る 張りつく 重なる ずれる
曲がる 軋む 痺れる 離れる 積もる 抜ける 包みこむ 溶けあう 揺れる 光る 霞む 透きとおる 削ぐ
織りあわせる 交差する 束ねる 解きほぐす 固まる 震動する 潜る 沈む 跳ねる 浮きあがる 躍る
流れる 湧きあがる 響きあう こぼれる RV8』 (text : kohei terazono)
PROGRESSIVE FOrM、Op.disc、commmons等の人気レーベルからリリースを行ってきた、日本を代表するエレクトロニック・ミュージック・クリエイター青木孝允が、前作「Private Party」から4年振りにリリースする新作『RV8』(raster-noton)日本盤リリース決定!2009年にドイツの名門電子音楽レーベルraster-notonからリリースした12インチ「Rhythm Variations」で青木がフォーカスを当てたリズムとグルーブのヴァリエーションをさらに探求したのが本作『RV8』。(タイトル『RV8』は、元々のタイトルだった”Rhythm Variation 8″の頭文字から。)
ほぼ全てのトラックがコードとフレーズの絶え間のないヴェリエーションで構成され、まるでDJセットのようなスムーズな流れのアルバム構成。一音一音が磨き抜かれたシャープで艶やかなエレクトロニック・サウンドを緻密にプログラミングし、4つ打ち〜ブロークンビーツ〜ダウンビートなどの様々な表情をもったリズム様式と、ストイックなミニマリズムの中、遊び心溢れる音響処理や声のサンプルを散りばめながらもダンスフロアを意識したパワフルなサウンドアプローチがとられています。これまでにも増して無駄を省いたようなクリアーでタイトなビートとうねるベースラインからクールなファンクネスが溢れ出す強力なミニマル・グルーブ!マスタリングは砂原良徳が担当。
日本盤にはボーナストラック「rhythm variation 09」のダウンロード・クーポン付き。
01. rhythm variation 01
02. rhythm variation 02
03. rhythm variation 03
04. rhythm variation 04
05. rhythm variation 05
06. rhythm variation 06
07. rhythm variation 07
08. rhythm variation 08
RHYTHM VARIATION 05 from AOKI takamasa on Vimeo.
RHYTHM VARIATION 02 from AOKI takamasa on Vimeo.
RHYTHM VARIATION 06 from AOKI takamasa on Vimeo.
AOKI takamasa
青木孝允
1976年生まれ、大阪府出身。自身にとってのファースト・アルバム「SILICOM」をリリースして以来、自らの方法論を常に冷静に見つめ続け、独自の音楽表現の領域を力強く押し拡げる気鋭のアーティスト。2004年〜2011年はヨーロッパを拠点に制作活動、世界各国でのライブ活動を行い、国際的に非常に高い評価を受けている。2011年に帰国し、現在は大阪在住。
これまでにPROGRESSIVE FOrM、op.disc、fatcat、raster-noton、commmons等、国内外の人気レーベルからのソロ作品や、過去には高木正勝とのユニットSILICOM、Tujiko Norikoとのコラボレーション・アルバムもリリース。また、坂本龍一、半野喜弘、サカナクション等のリミックスやエンジニアとしてACO、BUN / Fumitake Tamura等のミックスも手掛けている。音楽活動の他に、写真家としての精力的な活動や、2013年よりグラフィックデザイナーMAAとのハイブリッドデザインプロジェクト 『A.M.』を始動。