Passepartout Duo and Inoyama Land EEACH STORY ~THE CAMP~ 2024出演
世界的に高い評価を得ている日本のレジェントアンビエント デュオ“イノヤマランド“とイタリアのニコレッタ・ファヴァリ(イタリア)とクリストファー・サルヴィト(イタリア/アメリカ)からなる“パスパルトゥー・デュオ“が出演決定!
2024年10月5日〜6日
五光牧場オートキャンプ場
長野県南佐久郡川上村樋沢1417
10月5日 11:00開場 〜 10月6日 18:30終演
2日通し券 : 前売20,000円(前売)/ 1日券 ⼤⼈ 12,000円 (前売)
お問い合わせ EACH STORY実⾏委員会
両者によるコラボ作品『Radio Yugawara』
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INOYAMALAND
イノヤマランド
1977年夏、井上誠(key)と山下康(key)は巻上公一プロデュースの前衛劇の音楽制作現場で出会い、メロトロンとシンセサイザー主体の作品を制作する。この音楽ユニットは山下康によってヒカシューと名付けられた。同年秋、ヒカシューはエレクトロニクスと民族楽器の混在する即興演奏グループとして活動を始め、1978年秋には巻上公一(B,Vo)、海琳正道(G)らが参入、リズムボックスを使ったテクノポップ・バンドとして1979年にメジャーデビューする。
1982年以降、井上と山下はヒカシューの活動と並行して2人のシンセサイザー・ユニット、イノヤマランドをスタート、翌1983年にはYMOの細野晴臣プロデュースによりALFA/YENより1stアルバム『DANZINDAN-POJIDON』がリリースされた。
その後、二人は各地の博覧会、博物館、テーマパーク、大規模商業施設等の環境音楽の制作に携わる。1997年にCrescentより2ndアルバム『INOYAMALAND』、1998年にはTRANSONICより3rdアルバム『Music for Myxomycetes(変形菌のための音楽)』をリリースし、10数年振りにライブも行った。
21世紀に入り1stアルバム他、各アイテムが海外のDJ、コレクターの間で高値で取引され、海外レーベルよりライセンスオファーが相次ぐなど、内外の再評価が高まる。2018年、デュオ結成のきっかけとなった1977年の前衛劇のオリジナル・サウンドトラック『COLLECTING NET』、3rdアルバム『Music for Myxomycetes [Deluxe Edition]』、1stアルバム『DANZINDAN-POJIDON [New Master Edition]』、2ndアルバム『INOYAMALAND [Remaster Edition]』、ライブアルバム『LIVE ARCHIVES 1978-1984 -SHOWA-』、『LIVE ARCHIVES 2001-2018 -HEISEI-』を連続リリース。 中でも世界的に再評価されている『DANZINDAN-POJIDON』は、オリジナルマルチトラックテープを最新技術で再ミックスダウン、マスタリング、ジャケットもオリジナルとは別カットのポジを使用し、新たな仕様にした事が評価された。
近年はアンビエントフェスのヘッドライナーを務めるなど、ライブ活動と共に海外展開も活発化。『DANZINDAN-POJIDON』をスイスのWRWTFWWから、委嘱曲のみのコンピレーションアルバム『Commissions:1977-2000』を米Empire of Signsからリリース、2019年には米Light in The Attic制作の、80年代の日本の環境音楽・アンビエントを選曲したコンピレーションアルバム『環境音楽 Kankyō Ongaku』にYMO、細野晴臣、芦川聡、吉村弘、久石譲等と並び選曲され、同アルバムがグラミー賞のヒストリカル部門にノミネートされ、更なる注目が集まる。
2020年、22年振りとなる完全新作による4thアルバム『SWIVA』、翌2021年に5thアルバム『Trans Kunang』をリリース。リリースの前後にはクラブミュージックの世界的ストリーミング番組、BOILER ROOM、国際的に芸術文化活動を展開するMUTEK、ほかOFF-TONE、FRUE、FFKTといったフェスティバル、各種音楽イベントへの出演を継続。
最新作は2023年12月リリースの『Revisited』(Collecting Net/ExT Recordings)。
Passepartout Duo
パスパルトゥー・デュオ
ニコレッタ・ファヴァリ(イタリア)とクリストファー・サルヴィト(イタリア/アメリカ)によって結成され、エレクトロ・アコースティックのテクスチャーと変幻自在のリズムから厳選されたパレットを作り上げるデュオ。2015年から世界を旅して「スローミュージック」と呼ぶ創造的な楽曲を発表している。アナログ電子回路や従来のパーカッションを使って小さなテキスタイル・インスタレーションからファウンド・オブジェまで様々な手作り楽器を駆使して専門的かつ進化するエコシステムを開発し続ける。著名なアーティスト・レジデンスのゲストや文化スペースでのライブ・パフォーマンスなどカテゴライズされる事なく活動。
ウォーターミル・センター(米国)、スウォッチ・アート・ピース・ホテル(中国)、ロジャース・アート・ロフト(米国)、外国人芸術家大使館(スイス)など世界各地で数多くのアーティスト・レジデンスの機会を得ている。また2023年には中之条ビエンナーレに参加し、4月には”Daisy Holiday! 細野晴臣”に出演。2024年には”ゆいぽーと”のアーティスト・イン・レジデンスとして来日し東北・北海道を訪れています。