Ben Gortmaker “The Argument”
ベン・ゴートメイカー『ジ・アーギュメント』
■税込2,860円(税抜2,600円)
■RCIP-0368
■2024年12月20日
■レーベル:Quiet Corner
■発売・販売元:インパートメント
■フォーマット:CD
■仕様:4P紙ジャケット+封入ライナー
■ライナーノーツ:山本勇樹(Quiet Corner)
■サイズ(mm):縦135×横135×厚さ7
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ヴィンテージ・ギターとアンプを使いアナログ機材で録音した、深みのある音色、メロウな残響とインティメイトな空気感。米国伝統の「ミュージック・シティ」ナッシュヴィルのシンガー・ソングライター、ベン・ゴートメイカーによるギター・ソロ・アルバムは、孤高の存在感と、静かに心に染みてくる叙情感が全編に漂う、じっくりと聴きこみたいアルバムです。
チェット・アトキンス、ケニー・バレルやジョー・パスといった往年の名ギタリストを深く愛しながら、カート・ローゼンウィンケルやジュリアン・ラージといった現代ジャズ・ギタリストのハイブリットな感覚も併せ持つ、高クオリティのオリジナル楽曲11編を収録。
米国伝統の「ミュージック・シティ」ナッシュヴィルのシンガー・ソングライター/ギタリスト/マルチ奏者、ベン・ゴートメイカー。哀愁を帯びたヴォーカル・アルバムの傑作『All’s Lost, All’s Found』『Bird』に収録された曲が、人気コンピレーション『クワイエット・コーナー』の過去シリーズに収録されるなど、フォーキーでグッド・メロディーな良作を発表してきた彼が、自分のルーツであるギターと向き合い、何年もかけて磨きあげたギター独奏曲を吹き込んだアルバム(2024年録音)。
ヴィンテージのギターとアンプ、アナログの録音機材を使用し、空間的な音像にこだわった録音手法を追求したと本人が語るように、モノトーンの内省的な旋律から始まり、淡い光が差し込み、徐々に暖かな音色へと変化する11編の楽曲たち。
どれも同じ部屋で演奏しているようなインティメントな音像と淡い残響をたたえた音色で綴られていく物語は、心深くにある感傷や郷愁を呼び起こします。本国では配信のみでリリースされた本作が、クワイエット・コーナー・レーベルより世界初CD化。
<収録曲>
01. Grace
02. Barrel Of A Gun
03. Mustang
04. Roundabout
05. Noble
06. La Grande Belleza
07. Montseratt
08. Tennessee Rose
09. Origin
10. The Argument
11. So Long
Ben Gortmaker “The Argumenr”(プレイリスト)
Ben Gortmaker
ベン・ゴートメイカー
テネシー州ナッシュヴィルで活動するシンガー・ソングライター/ギタリスト/マルチ奏者、ベン・ゴートメイカー。大学で作曲とクラシック・ギターの演奏法を学び、その後は数々のインディー・アーティストのレコーディングをサポートする中でエレキ・ギター、ベース、ラップ・スティール、バンジョー、マンドリンそして鍵盤楽器などを習得し、マルチ・ミュージシャンとして活躍した。
その後は徐々に自分自身の音楽を追求し、2010年にアルバム『All’s Lost, All’s Found』を発表。アコースティックなタッチのシンプルなプロダクションと、哀愁を帯びたヴォーカルによるグッド・メロディーは多くのリスナーの心を捉え、収録曲「Hold On, Sister』は人気コンピ・シリーズ『Quiet Corner:A Collection Of Pastoral Music』に収録された。2018年にはセカンド・アルバム『Bird』を発表。このアルバムからも「The Weekend」が前述したコンピ・シリーズ『Quiet Corner:small Folky Talk』のオープニングを飾った。
良質でフォーキーなシンガー・ソングライターというイメージから一転、2019年には、父親となった自身の環境の変化をきっかけに制作された全編ピアノ・ソロのインストゥルメンタル・アルバム『Life Is Easy』を発表。ルイス・ボンファやチェット・アトキンス、ケニー・バレルなどの往年の名ギタリストに深く傾倒し、カート・ローゼンウィンケル、ジュリアン・ラージ、ウォルフガング・ムースピールそしてグスタフ・ラングレンなど現代ジャズの俊英たち、そしてニルス・フラームやチリー・ゴンザレスなどポスト〜ネオ・クラシカル勢からの影響を反映し、ヴィンテージのギターとアンプ、そしてアナログの録音機材と最新の録音手法を組み合わせたギター・ソロ・アルバム『The Argument』の制作へとつながった。