ヴィンテージ・ギターとアンプを使いアナログ機材で録音した、深みのある音色、メロウな残響とインティメイトな空気感。米国伝統の「ミュージック・シティ」ナッシュヴィルのシンガー・ソングライター、ベン・ゴートメイカーによるギター・ソロ・アルバムは、孤高の存在感と、静かに心に染みてくる叙情感が全編に漂う、じっくりと聴きこみたいアルバムです。
 
チェット・アトキンス、ケニー・バレルやジョー・パスといった往年の名ギタリストを深く愛しながら、カート・ローゼンウィンケルやジュリアン・ラージといった現代ジャズ・ギタリストのハイブリットな感覚も併せ持つ、高クオリティのオリジナル楽曲11編を収録。

 
 

米国伝統の「ミュージック・シティ」ナッシュヴィルのシンガー・ソングライター/ギタリスト/マルチ奏者、ベン・ゴートメイカー。哀愁を帯びたヴォーカル・アルバムの傑作『All’s Lost, All’s Found』『Bird』に収録された曲が、人気コンピレーション『クワイエット・コーナー』の過去シリーズに収録されるなど、フォーキーでグッド・メロディーな良作を発表してきた彼が、自分のルーツであるギターと向き合い、何年もかけて磨きあげたギター独奏曲を吹き込んだアルバム(2024年録音)。
 
ヴィンテージのギターとアンプ、アナログの録音機材を使用し、空間的な音像にこだわった録音手法を追求したと本人が語るように、モノトーンの内省的な旋律から始まり、淡い光が差し込み、徐々に暖かな音色へと変化する11編の楽曲たち。
どれも同じ部屋で演奏しているようなインティメントな音像と淡い残響をたたえた音色で綴られていく物語は、心深くにある感傷や郷愁を呼び起こします。本国では配信のみでリリースされた本作が、クワイエット・コーナー・レーベルより世界初CD化。

 
 


 

<収録曲>
 
01. Grace
02. Barrel Of A Gun
03. Mustang
04. Roundabout
05. Noble
06. La Grande Belleza
07. Montseratt
08. Tennessee Rose
09. Origin
10. The Argument
11. So Long
 

Ben Gortmaker “The Argumenr”(プレイリスト)