ハクエイ・キム(p)、杉本智和(b)、本田珠也(ds)〜 ジャズ界トップランナーによるピアノ・トリオBCG REPUBLICのファースト・アルバムが完成。
 
一発録音、編集、ダビングもなく、ほとんどがファーストテイクを収めたオリジナル全8曲。即興演奏やインタープレイを経て、タイムやテンポの縛りから解き放たれた先の、このトリオにしか生み出せない生々しく力強い、最高峰の演奏がここにある。

 

ハクエイ・キム(p)をリーダーに、杉本智和(b)、本田珠也(ds)というジャズ界トップランナー3人によって、コロナ禍の2020年12月結成されたピアノ・トリオBCG REPUBLIC。その1stアルバム『Time Is On Our Side』が遂に完成。
 
アルバム・タイトルは「時は我々の側にある」という意味。お互いの音や瞬間的な閃きの交感を経て生まれる、タイム、テンポという”時”の縛りから解き放たれた自由な演奏。その先にある、”時空”を自在に操るような絶頂感を求める「宝探し」こそが、このトリオの真骨頂といえる。ハクエイ・キムならではの情景の浮かぶ美しい旋律と、予定調和では得ることのできない生々しく力強い音楽。
 
アルバムのディレクター/スーパーバイザーとしてbasis recordsの立岩健一が参加するなど、強力なチームのサポートのもと完成した本作、あなたも宝探しをしながら聴いてほしい。
 
 
Produced by BCG REPUBLIC
All songs composed by Hakuei Kim, except “Rosario” composed by Tomokazu Sugimoto
 
Director/Supervisor: Kenichi Tateiwa (basis records)
Art Director&Designer: Kaoru Sasaki & Narumi Kimoto
Photographer: Yume Ippei
Videographer: Yoshitake Suruga

 


 

<収録曲>
 
1 Construction Site
2 Your Sky
3 Fish Market
4 The Calm ( Before The Storm)
5 Ladders
6 Rosario
7 See You On The Other Side
8 Yuse
 


 

BCG Republic / New Album Trailer


 
 

BCG REPUBLIC

 

ハクエイ・キム (Piano)
1975年、京都市生まれ札幌育ち。韓日クォーター。オーストラリア、シドニー大学音楽院卒業。
これまでにDIWから3枚、ユニバーサルミュージックより6枚のリーダーアルバムをリリース。
国内の他、香港、韓国でのジャズフェスティバル、米国デトロイトジャズフェスティバルや、フランス、イタリア、ドイツでの公演に出演。2023年にはスペインにて第58回サン・セバスチャン国際ジャズフェスティバルにソロピアニストとして出演。
その他、TV東京『美の巨人たち』のエンディング・テーマや、日韓合作映画『道〜白磁の人〜』のエンディング・テーマの作曲、TV朝日『越路吹雪物語』での大地真央の主題歌の編曲、クリスタル・ケイ、新妻聖子、綾戸智恵、平賀マリカ等の編曲、録音やコンサートでの音楽監督等も務める。
 
 
杉本智和 (Bass)
1968年生まれ、千葉県船橋市出身のぺーシスト。
1988年バークリー音楽大学に留学。93年卒業後ニューヨークへ渡り、1995年の帰国後、大坂昌彦、大西順子、秋山一将、東原力哉、原朋直、山田譲、綾戸智絵らと共演、2011年よりトライソニークのメンバーとして活動、渡辺貞夫、日野皓正、ケイ赤城、小野リサらジャズ、ワールドシーンから、Monday満ちる、Sleep Walker、Calmなどクラブ系アーティストまで、様々なライブやレコーディングに参加。
 
 
本田珠也 (Drums)
1969年東京生まれ、父・本田竹広(P)、母・チコ本田(Vo)、叔父に渡辺貞夫(As)、渡辺文男(Ds)という音楽家系に育ち、1989年頃から父の勧めでジャズを志す。
2001年3月、大口純一郎トリオ、菊地雅章トリオ、ケイ赤城トリオ、3人のピアノリーダーのアルバムレコーディングに参加、2007年から菊地成孔DUB SEXTETに参加、2017年8月に守谷美由貴(as)、須川崇志(b)からなるリーダーアルバム「セカンド・カントリー」、10月には類家心平(tp)、井上銘(g) らと結成した「TAMAXILLE」、2018年佐藤浩一(pf)と組んだピアノトリオ「ICTUS TRIO」とリーダーアルバムを3枚発表。
ジャズシーン中心にさまざまなレコーディング、ライブで活躍中。