Goldmund
“Layers of Afternoon”
ゴールドムンド
『レイヤーズ・オブ・アフタヌーン』
CD : ¥2,750 (税込)/LP : 3,960 (税込)
AMIP-0379/WV283LP
2025年6月13日リリース
レーベル:Western Vinyl
曖昧な時間の層を奏でるーGoldmundが描く音の風景
バイオリンをフィーチャーした新たな世界
今作は、ある種の時間の経験を反映することを意図している―それは具体的でありながら曖昧で、感じ取ることはできても簡単には言葉にできないものだ。こうした瞬間は時に短く、時に長く続くが、常に私たちの内面に影響を与えるパターンとして現れる。私たちはそれらの特別さを認識しつつも、無意識のうちにそのパターンを見つけて浸ることを求めるのかもしれない。Keith Kennif(Goldmund)にとって、言葉はこうした経験を伝えるには不十分であり、芸術や音楽こそがその特別さを 捉える最も近い手段だと考えている。
彼はこう語る『Layers of Afternoon』はその“狭間”の場所を見つけ、そこから作曲することを目指しました。目標や音楽的な訓練、複雑な感情から解放された理想的な世界としての私の経験を表現したかっ たのです。この空間を訪れ、創作の中で自由に”瞬間”が浮遊するようにしたかった。」ヴァイオリニストのScott Mooreと共に彼はノスタルジアと儚い存在の間を漂う音の風景を生み出し、聴く者を記憶のぼやけた境界線へと誘うのです。
Track listing:
1 The One Who Stands Still
2 Our Times
3 Darnley
4 We Begin Anew
5 Long Memories
6 Before I sleep
7 Touch OF Silver
8 One Of The Two
9 The Broad Belt Of The World
10 Especially So
11 Prosody
12 All Nature
13 Evident
14 Spring Of The Pine
Goldmund
ゴールドムンド
米国ペンシルバニア出身で現在はメイン州在住のアーティスト。Goldmund、Heliosの他にもKeith Kenniff、Mint Julepとしても作品を発表し、それぞれの名義にて様々な才能を発揮している。本名名義ではア ップル、フェイスブック、グーグルなどのCM音楽も幅広く手掛ける人気音楽家。Goldmundとして『Corduroy Road』(2005年)、『the malady of elegance』(2008)、『Famous Places』(2010)、『All Will Prosper』 (2011)、『Sometimes』(2015)、『Occasus』(2018)、『The Time It Takes』(2020)をリリース。モダンとクラシカルが融合した独特のピアノ・ サウンドはモートン・フェルドマンとブライアン・イーノが出会ったようなサウンドで、シンプルながら深みのある響きを伝えてくれます。2019年にはピ アノの祭典『PIANO ERA』で10年ぶりに来日を果たした。