TRAXMANがジュークのゴットファーザーならフットワークはこの男、シーンの誰もが認める鬼才RP Boo 待望のフル・デビュー!
前代未聞の”踊らせない”ダンス・ミュージック!ダンス・バトルのせめぎ合いから生み出されたシカゴ史上最狂の辺境ビート!!ロングセラー『Bangs & Works Vol.2』でも異彩を放ったシーンのパイオニアによる『Da Mind Of Traxman』に続くハイプなしのマスト盤!全ダンス・ミュージック・ファンへ送る漆黒のアヴァンギャルド・ミニマル !!
この3年でUKベース・ミュージックを経由しながら爆発的に認知を広げ、最近ではKode 9主宰の〈Hyper Dub〉がシーンの注目株Dj Rashadをリリース、日本ではベースはもちろんヒップホップなど隣接するシーンを巻き込みながら新境地を迎え、一部では”未来的”過ぎると批判を受けるなど、着実に拡張し続けるジューク / フットワークのシーンにまたしても問題作となる一枚が〈Planet Mu〉より。ジュークの発展系、ダンス・バトルに特化したスタイル “フットワーク”のオリジネーターと言われるRP Booのデビュー・アルバムとなる本作、フットワークの肝である3連を基調とした簡素なドラム・マシーンのレイヤーとシンコペーションによる複雑で大胆なリズムワークに、コラージュにも近いアプローチでラップような自身のボイスとサンプリングを催眠的にすり込ませ、テクノにも似たドライでミニマルな唯一無二の驚異的なグルーヴを披露。 ハウス、ゲットー・ハウス、ジュークと流れ、4/4を基調とした従来のダンス・ミュージックでは満足出来なくなったダンサーへの挑戦であり、ベース、ヒップホップ、ビートだけでなく、今やダンス・ミュージックの枠をはみ出しフリージャズや即興にもトラックが使われるなど、ダンスの更なる高みを目指したブラック・マシーン・ミュージックの結晶と言えるハイプなしの一枚です!
【初回限定特典】 JP Exclusive Legacy Mix CD by RP BOO
【国内盤特典】
■解説/ライナー: Booty Tune
■ボーナストラック: 未発表音源2曲
【Tracklist】
01 Steamidity
02 Invisibu Boogie!
03 Red Hot
04 There U’Go Boi
05 Battle In The Jungle
06 The Opponent
07 187 Homicide
08 Speakers R-4 (Sounds)
09 Havoc Devastation
10 No Return
11 Robotbutizm
12 Sentimental
13 What’Cha-Gonna Du
14 Area 72
15 Porno *bonus track
16 Under’D-Stat *bonus track
RP Boo
アールピー・ブー
本名かどうかは不明、Kavain Space (カバイン・スペース)として知られる男 RP Boo。シカゴの西部で生まれ、80年代に南部へと移住し、 多くのジューク / フットワークのパイオニアと同じようにシカゴ・ハウス / ジュークの伝説的なダンス一派House -O-Maticsの洗礼を受け、〈Dance Mania〉から数多くのクラシックスを生み出したゲットー・ハウスのパイオニアDj Deeon、Dj MiltonからDjを、Dj Slugoからはプロデュースを学び、それまであったRolandのドラム・サウンドの全てにアクセス、またパンチインを可能にした、現在も使い続けるRoland R-70をメインの機材にしながらトラックを作り始め、 1997年に作られた‘Baby Come On’はフットワークと呼ばれるスタイルを固めた最初のトラックであり、その後1999年に作られたゴジラのテーマをチョップしたゴジラ・トラックとして知られる‘11-47-99’はシーンのアンセムとなり、数多くのフットワークのトラックに共通する無秩序にシンコペートするリズム・パターンはRP Booのトラックに起因すると言われ、Traxmanも含めシーンの誰もが認めるフットワークのオリジネーター。