Colleen
“The Weighing of the Heart”

コリーン
『ザ・ウェイング・オブ・ザ・ハート』

￥2,286+税
AMIP-0036
2013年6月27日リリース
レーベル : Second Language
国内流通盤のみライナノーツ付
解説：デイヴィッド・シェパード（Second Language)

 

現在スペインに拠点を置く、人気フランス人女性アーティストColleenが５年振りにニューアルバムをリリース。「歌」と「リズム」を新たな方向性として取り入れ、ミニマリズムに溢れるインストゥルメンタル・サウンドに見事に調和させた、牧歌的かつ神秘的な美しさが穏やかに光り輝く傑作アルバムの誕生。

 
前作「Les Ondes Silencieuses」から約5年ぶりとなるフランス人女性アーティストColleenが待望の4thアルバムをリリース。音楽への新たな情熱とインスピレーションを得るためにも休息をとろうと決め、長らく活動を休止していたColleenことセシル・ショット。その間、都会からスペインの海や山に囲まれた街に移住した彼女だったが、2010年頃から音の女神は彼女の元に戻り、新しい音楽の方向性の探求をはじめた。
 
アーサー・ラッセル、ムーンドッグ、ブリジット・フォンテーヌ、そして中央アジア、インドネシア、南アメリカ、アフリカの伝統音楽、中でもアフリカの弦楽器コラやギター音楽、そしてパーカッションに影響を受けて制作した本作は、人が寝静まった夜遅い時間に録音が行われ、新たな試みがたくさん行われている。制作の初期段階に彼女が確実にやりたかったのは「歌う」こと。本作のほとんどの曲でColleen史上初となるセシルの美しい声をフィーチャーし、彼女のインスト音楽の特徴を失うことなく融合をはかった。そしてパーカッション、特にフレーム・ドラムにフォーカスを当て、メロディーと等しくリズムにも重点を置いた。さらに彼女のこれまでの作品でも重要な楽器トレブル・ヴィオラ・ダ・ガンバをギターのようチューニングにしたことで、非ヨーロッパ的なサウンドを得る事が出来たという。
 
ヴィオラ・ダ・ガンバのつま弾きやクラシック・ギター、クラリネット、ピアノ、オルガンのオーソドックスなアコースティック楽器のサウンドに、フレーム・ドラム、トイ・ガムラン、ベル、マラカスがパーカッシブな彩り添え、セシルのフラジャイルな声の美しいレイヤーと共にミニマルでリズミカルに織りなす、牧歌的かつ神秘的な美しさが穏やかに光り輝く傑作アルバムの誕生。
 
Track List :
01. Push the Boat Onto the Sand
02. Ursa Major Find
03. Geometría del Universo
04. Humming Fields
05. Break Away
06. Going Forth By Day
07. The Moon Like a Bell
08. Raven
09. Moonlit Sky
10. Breaking Up the Earth
11. The Weighing Of the Heart

Colleen

コリーン