GoldmundことKeith Kenniffによるソロ・プロジェクト。
Helios名義はエレクトロニカをやったり歌ったりしてますが、Goldmund名義ではいつもピアノを主体とした作品を発表しています。英国のType recordingsから2005年にリリースされた今作は、Helios名義で発表してきたエレクトロニカとは全く異なるピアノを主体とした作品で大きな驚きを与えてくれました。味のあるピアノ・サウンドとフィールドレコーディングスの組み合わせは多くのフォロワーを生み、現在の”ポスト・クラシカル”シーンの基盤となった正に早すぎた名作と呼ぶに相応しい作品です。今回長らく廃盤となっていた作品に2曲の未発表曲を加え日本限定盤として再発されます。
Tracks:
01. Ba
02. Door of Our Home
03. Marching Through Georgia
04. Downward to Darkness on Extended Wings
05. My Neighbourhood
06. The One Acre
07. 25 Thousands Miles
08. Methusela Tree
09. Larrows of the Field
10. Provenance
11. Parhelia
12. Yamase
13. Anomolie Loop
14. Title Divine *
15. Dead Letter *
*未発表曲
Goldmund
ゴールドムンド
米国ポートランド出身のアーティスト。Goldmund、Heliosの他にもKeith Kenniffとしても作品を発表し、それぞれの名義にて様々な才能を見せてくれる。
Goldmundとして『Corduroy Road』(2005年 Type recordings)、『the malady of elegance』(2008年Type recordings)、その他E.Pとして『two point discrimination』(2007年 Western Vinyl)をリリース。モダンとクラシカルが融合した独特のピアノ・サウンドはモートン・フェルドマンとブライアン・イーノが出会ったようなサウンドで、シンプルながら深みのある響きを伝えてくれます。
Heliosとして『unomia』(2004年 Merck)、『eingya』(2006年 Type recordings)、『ayres』(2007年 Type recordings)、『caesura』(2008年 Type recordings)を発表。