COMBOPIANOやsighboatなど様々なプロジェクトで多岐に渡って活躍する天才音楽家・渡邊琢磨が、本人名義としては6年ぶりとなるニューアルバム『Ansiktet』を完成。渡邊がどうしても作りたかった、仮想オーケストラによる管弦楽組曲集、第1弾!
ニューヨーク在の戯曲家、Teddy Jeffersonと渡邊が構想した幻想的奇譚をコンセプトに、楽器奏者をひとりずつ自宅スタジオに招き、スコアの音譜を断片的に録音していくという方法で、作曲者のイメージと寸分の狂いもないオーケストラを実態化。クラシック〜現代音楽〜ジャズを独自の美学で折衷した、美しくも圧倒的な音世界。
物語の登場人物には、内田也哉子の娘で女優としても活躍する内田伽羅、Bonnie”Prince” BillyやJoan Of Arcらとのコラボレーションで知られるエメット・ケリー(The Cairo Gang)、アンディ・ウォーホルやジム・ジャームッシュの映画作品にも出演しているアメリカ人俳優/詩人テイラー・ミード、等、存在感のある豪華なアクトが参加。
【Tracklist】
1. A Room Of One’s Own
2. Fire Bird
3. Blank Map
4. Cold Society
5. Treasure
6. Recycled Records
7. Piazza Piece
8. Witching Hour
9. This World Is Not Conclusion
渡邊琢磨
1975年仙台市出身。高校卒業後米国へ留学、作曲を学ぶ。帰国後、COMBOPIANO名義で活動を開始。その後、NYに渡り鬼才プロデューサー、キップ・ハンラハンとの共同制作でアルバムを次々とリリースし、イギリスの音楽専門誌「WIRE」をはじめとする様々なメディアで高い評価を受ける。以降、国内外のアーティストと多岐に渡り音楽制作等行う。2004年内田也哉子、鈴木正人(Little Creatures)とsigh boatを結成。2007年デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアー18カ国30公演にピアニストとして参加。2008年内橋和久(gt)、千住宗臣(ds)とCOMBOPIANOをバンドとして再編。2014年1月に本人名義としては6年ぶりとなるニューアルバム「Ansiktet」をリリース。ソロやバンド活動以外にも国内外の映画音楽、劇伴などを多数手掛け、2013年12月公開の俳優・染谷将太が監督・脚本を手掛けた映画「シミラーバットディファレント」の音楽も担当。