フランスの叙情的エレクトロニカ sayCet。Boards of Canadaのようなトラックに初期mumを思わせる美しい女性ヴォーカル。Phoenix/Bloc Party/Panda Bearのリミックスが話題でフランス国内でも今後期待のグループです。
フランスのエレクトロニカ3人組sayCetの2ndアルバム。Boards of Canada、mumを思わせる幻想的で伸びやかな女性ヴォーカルと浮遊感のあるエレクトロニクスのトラックが最高の組み合わせです。アルバム全体を通してストーリー性のあるアレンジと展開力はアルバム2枚目のアーティストとは思えないクオリティーの高さです。ライブでは素晴らしいVJを配置し淡い幻想的な空間を作りだしています。フランス国内ではPhoenix/Bloc Party/Panda Bearの楽曲をremixしたりと今後注目の存在といえるでしょう。初期のmumやマトリョーシカ好きな人にはぜひ聴いてもらいたい1枚!
※ボーナストラック 2曲収録
※ライナーナーツ付き
01.15
02.Easy
03.Bruyere
04.Opal
05.Her Movie
06.We Walk Fast
07.And Mama Said: “It’s Amazing”
08.Sunday Morning
09.Daddy Walks Under The Snow
10.Fireflies
11.Kien-Lang
12.A Night With Trees
13. Tresor – Scarface (sayCet remix)
14. Pony pony run run – HeyYou (sayCet remix)
sayCet – Easy from sayCet on Vimeo.
sayCet
セイセット
2006年にデビューアルバム「One Day at Home」をリリースし、元々はピエール・ルフェブによるソロプロジェクトとして始まったsayCet。TRAX、Les Inrocksなどフランス国内のメデイアで絶賛された後にフォン・ソムサヴァットをヴォーカリストとして迎え入れる。女性ヴォーカルを導入という新たな方向性を開いたsayCetは2010年に「Through the Window」を完成させる。ライブには女性VJアーティストジタ・コシェが参加し、音の世界を音像化したような幻想的な空間を作り上げている。
<メンバー>
ピエール・ルフェブ : ラップトップ/プログラミング
フォン・ソムサヴァット : ヴォーカル/ギター
ジタ・コシェ : VJ