Oneohtrix Point Never
“Replica Complete”
ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー
『レプリカ・コンプリート』
¥1,866 + 税
MBIP-5533
2014年3月9日リリース
レーベル : melting bot
祝初来日 &再プレス国内盤!サンプリング・ミュージックの新境地“ヴェイパーウェイヴ” 的超怪作にして大名盤!エレクトロニック・ミュージック史にその名を刻んだ革新的アルバム『Replica』がここに完結!!
名門〈WARP〉からの最新作 『R Plus Seven』 でブレイク中の OPNによる時代のサウンドを決定づけた自身のレーベル〈Software〉からの大傑作。 リミックスにはエレクトロニカの鬼才Matmos、テクノ・ゴッドSurgeon、 アヴァン・ギター作家 Richard Youngs、ガラージ・ハウスの新旗手 Falty DL などを迎えた全電子ファンへ送る一家に一枚の歴史的名盤が堂々の国内盤再発!!
最新作『R Plus Seven』で新たなる一歩を踏み出しブレイク中のOPN。自身のレーベル〈Software〉よりリリースした前作『Replica』(2011)が5曲のリミックスを付け完全版となって国内盤再発。 それまでのアナログ・シンセサイザーを使った作風を発展させ、別プロジェクトGamesで見られたような80~90年代初頭のコマーシャルを題材にしたヴェイパーウェイヴ的なサンプリング手法を主体にした本作。 得意のスピリチュアルなニューエイジ・アンビエンスに響き渡るノスタルジックでメランコリックな旋律とテキスチャー、ゴルジェも彷彿させるプリミティブなタムとコラージュによる奇怪なグルーヴ、激しくチョップされたボイスやサンプリング・ループのレイヤーが鈍いスクリュー・サウンドと相交わり奇妙なエキゾチズムとサイケデリアを生成、死んでいた過去のテレビCMを切り取り音の残骸を合成し新たなる音像へと再構築、インターネットの広大な海と深い闇を感じさせるミュージック・コンクレート作品へ。
【国内流通盤特典】
■ライナーノーツ: 舘脇 悠介 (meditations)
■ボーナストラック5曲 (DLコード)
Replica [ft. Limpe Fuchs] (Matmos Edit)
Replica [ft. Roger Robinson] (OPN Edit)
Remember (Surgeon Remix)
Nassau (Richard Youngs Remix)
Replica [ft. Roger Robinson] (Falty DL Remix)
【Tracklist】
1. Andro
2. Power Of Persuasion
3. Sleep Dealer
4. Remember
5. Replica
6. Nassau
7. Submersible
8. Up
9. Child Soldier
10. Explain
Oneohtrix Point Never
ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー
NYはブルックリンを拠点とするDaniel Lopatin (ダニエル・ロパティン )のソロ・プロジェクト。 00年代半ばより活動を始め、 後にチルウェイヴやインディ・ダンスへと発展するUSアンダーグランドで盛んとなった00年代後期のアンビエント / ノイズ・ミュージック・シーンから頭角を表し、70年代後期~80年代前期をルーツとしたような“ニューエイジ”と称されるメディテイティヴで郷愁的なアナログ・シンセサイザーによるコズミックな作風で定評を得る。 2010年にオーストリアの名門〈editions Mego〉からリリースされた出世作『Returnal』 (2010)がWIREを筆頭とした欧州メディアから絶賛され、続く盟友Joel Fordとのシンセ・ポップ・プロジェクトGames (後にFord & Lopatinに改名)の『That We Can Play』 (Hippos In Tanks 2010) も大ヒット、勢いそのまま〈Mexican Summer〉傘下のレーベルとして自身がキュレーションを務める〈Software〉を始動。 2011年に発表されたサンプリングを主体とした大傑作『Replica』が決定打となり現行エレクトロニック・ミュージックを牽引する最重要人物としてシーンをまたぎ絶大的な存在へ。Tim Heckerとのコラボレーション 作品『Instrumental Tourist』ではデジタル・サウンドをパレットとしたダークなアンビエント作品を披露。満を持しての最新作『R Plus Seven』は名門〈WARP〉から発表、持ち前のメロディアスでユーモアのあるポップなセンスが全面に打ち出され、遂に世界的なブレイクを果たしシーンの頂点へと上り詰め、ソフィア・コッポラの最新映画『The Bling Ring』はオリジナル・スコアを担当するなど、音楽だけでなく映像、デザイン、アートの方面からも注目される時の前衛作家。