エレクトロニカという言葉がまだ新鮮だった時代、洗練されたトラックと、 儚くもキュートな歌声でシーンに多大な 影響を与えたpianaが、7年の沈黙を破ってついに4枚目のニューアルバム「Muse」をリリース!!!
一体どれだけの人が彼女の新作を待ちわびていただろう。
2007年に発表された3rdアルバム「Eternal Castle」より実に7年ぶり、pianaの4thアルバム「Muse」が2014年、遂にリリース!! pianaは、エレクトロニカという言葉がまだ新鮮だった時代に、まるで庭にひょっこり迷い込んだ小鳥のようにシーンに舞い降り、 儚くもキュートな歌声と、早すぎたと言いえるほどの洗練されたトラックメイキングで、シーンに多大な影響を与え、また言葉の壁を越えて世界に多くのファンを生んだ。また、ワールドワイドでリリースされた過去3作品は、どれも異例の売り上げを誇り、また世界各国でのツアーによって、その歌声を響かせた。
少女から大人へと変化していく際の感情や情景を3枚のアルバムで見事に表現し、次はどんな表情を見せてくれるのかと多くの人が期待していたその時、まるで小鳥が飛び立ってしまったかのように鳴りを潜めてしまった。
そして7年の時を経て、待望の4th「Muse」が完成した。
一聴して感じたのは、これは往年のファンが想像していた物とは違うかもしれない、しかし決してあなたの期待を裏切る物ではない、ということだ。彼女は前を向いている。印象的なのは、これまでの優しく柔らかいサウンドだけではなく、時にエディットされたビートが強く押し出され、尖った激しいイメージに仕上がっているということだ。しかし持ち味の歌声は健在で、少し大人になった彼女の歌声は、クールで儚くも、優しく透き通っている。そして時に力強く、前向きに表情を変え、他に例える物が浮かばないオリジナリティを持っている。
自分に正直に、真摯に音楽を作った結果、邦楽、洋楽といった垣根を越えて、pianaというジャンルの音楽ができあがった、 これが彼女の新作、「Muse」である。
Track list :
01. I Think…
02. Imaginary Window
03. In Silence
04. Nostalgia
05. Ruins
06. 7 years
07. Phosphorescence
08. Borderless
09. Tohanabi