Ulises Conti
“Los Griegos creían que las estrellas eran pequeños agujeros por donde los dioses escuchaban a los hombres”
ウリセス・コンティ
『ギリシャ人は、星は神が人々の話を聞くための小さな穴だと信じていた。』
¥2,000+税
FLAU41
2014年6月22日リリース
レーベル : flau
アルゼンチン・ポスト音響派 孤高の天才コンポーザーULISES CONTI、ピアノの可能性を広げる27のサウンドのアルファベット。
モダン・クラシカル、エレクトロニカ、アンビエント、ポストロックなどジャンルレスに活躍し、そのイマジネイティブな孤高のサウンドスケープで注目を浴びるアルゼンチン・ポスト音響派の貴公子Ulises Conti。昨年ソロキャリア10周年を記念したベスト盤『ATLAS』をリリースし、初の来日公演も成功させ、ついに待望のニューアルバムをリリースします。
通算6枚目となる新作『Los Griegos creían que las estrellas eran pequeños agujeros por donde los dioses escuchaban a los hombres』(=ギリシャ人は、星は神が人々の話を聞くための小さな穴だと信じていた。)は27のピアノとサウンドスケープ、フィールドレコーディングからなる小品集。
AからZまで27の楽曲は、「サウンドのアルファベット」をコンセプトに、Ulisesの弾くピアノ、遊園地、子ども達、虫の声、バスケットボールの試合、飛行機や鐘の音など、Ulisesの周りで聴こえる日常生活に潜む音を録音、加工し、これらの楽器/非楽器の全てが新しい音として再定義されるように処理されています。メランコリックで映像的なUlisesのピアノとサウンドスケープが斬新な音響設計により、27の多彩な音像にめくるめく引き込まれるピアノ・アンビエントの新たなマスターピース。Shitkatapultからリリースのある奇才Ismael Pinklerがプロデューサーとして参加し、ピアノの音響を新たなフェイズへと移行させる強烈なインパクトを持った野心作。Herbert、Mono Fontana、坂本龍一、Nils Frahmらに比肩しうる恐るべき才能です。
Track listing:
01 A
02 B
03 C
04 D
05 E
06 F
07 G
08 H
09 I
10 J
11 K
12 L
13 M
14 N
15 Ñ
16 O
17 P
18 Q
19 R
20 S
21 T
22 U
23 V
24 W
25 X
26 Y
27 Z
Ulises Conti
ウリセス・コンティ
Ulises Contiは、1975年生まれ、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のコンポーザー、マルチ・インストゥルメンタリスト、サウンド・アーティスト。数多くの映画・舞台音楽を手がける他、ロラ・アリアスとのコラボレーションを含め、Metamusicaより7枚のアルバムをリリース。Alejandro Franov(アレハンドロ・フラノフ)らが参加し、アルゼンチン音響派をネクストステージに運ぶ狼煙を挙げた怪作『Iluminaciones』(通称・タコジャケ)でデビュー。ガレージ・ロック〜アシッド・フォーク、フォルクローレの古典からColleenまでをフォローする現代的な感覚と、ウィットに富んだ独創性溢れる楽曲で注目を浴びている。昨年flauよりソロキャリア10周年をまとめた『ATLAS』をリリース、京都国際舞台芸術祭2014に出演し、初の来日ツアーも好評に終わった。アメリカでのアーティスト・イン・レジデンスやドイツでの舞台音楽、BEACH HOUSEとの共演など、様々な国を旅して培われた無国籍で既成の概念に捉われない様はまさに孤高。シネマチックなオーケストレーションからロマンチックでエスプリの効いたソロピアノ、先鋭的なエレクトロニクス処理までを華麗に使いこなすアルゼンチン・ポスト音響派屈指の才能です。