CAVEMEN SPEAK
TELL ALL RESIDENTS
品番: HUIP1029
価格:税込\2,394(税抜\2,280)
フォーマット:CD
発売日:2005年12月4日
<日本盤のみライナーノーツ付>
Tracks:
01. Basic Instinct
02. Save The Day
03. One 21st Century Slowdance
04. About Stepherds & Big Dawgs (With Josh Martinez)
05. Darkness Of The Night
06. The Boys (With Epic)
07. Thoughts On Winter And Them Colder Days
08. Road To Continuance (With MarcusGraap)
09. Brothers In Life
10. Trainingwheel (With Bleubird)
11. If It Aint Home
12. Salatdressing
13. L'entrepeneur
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BONUS TRACKS>
14. episode 3. Massacre From Beyond
15. episode 5. Yoghurt
16. episode 7. Caffeine Break
(14 - 16 from "bowl of monkey")
17. episode 17. Acceptance Equals Death
18. episode 19. Outlines of Fractures
19. episode 27. Can I Do It Again
20. episode 28. Dan & Siaz Have A New Home
21. episode 31. Killing Time
(17 - 21 from "wooden cast")
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ポスト・アンチコン最有力候補がベルギーより登場!
アンチコンが世界中に蒔いた種を最も理想的に咲かせたと言えるshadowanimalsというコミュニティー。その中心的ユニットcavemen speakの最新作であると同時に集大成的作品。the boring siaz、the homesick nomad、dan&the idiotという3人ともそれぞれキャラ立ちした独特のMCによるラップ・リレーと、ポストロックやエレクトロニカの影響色濃いサウンド・プロダクションは哀愁とメランコリアたっぷりで、ローファイかつポップと同時にダーク。さらに物語性溢れるリリックからは詩的で私的な世界観を感じさせる。昨年末リリースされ、2005年に入って日本にも流通され、ヒップホップ、エレクトロニカ、ポストロックと各方面から高い評価を得ていた。sosoやfactorといったカナダの新世代アーティストたちとも大きく共振する内容で、事実、彼らはカナダ周辺とも親交あり、本作にはsosoプロデュースで2枚のアルバムをリリースしているepicと、人気ナンバー1 MC josh martinezがゲスト参加。他にもスウェーデンのstacs of staminaのmarcusGraapと、フロリダのbleubirdが参加しており、それぞれ最高のパフォーマンスを聴かせてくれている。
またsiazの熱心なアプローチにより次々に実現しているエレクトロニカやポストロックのアーティストたち(the notwist、giardini di miro、styrofoamなど)とのジャンルを横断する精力的なコラボレーションはまさにアンチコン直系であり、彼らの旺盛なる好奇心とセンスは、将来彼らがアンチコンを超える存在となる可能性を大いに感じさせる。ベルギーから彼らのような存在が現れてきたことが不思議でならないが、本作はそんな過程におけるとりあえずの最高傑作と位置づけて構わないだろう。また国内盤特典として、過去にCD-Rでリリースし、いまではもう手に入らない≪bowl of monkey≫(2nd)と≪wooden cast≫(3rd)という2枚のアルバムから8曲ものボーナストラックを収録!どれも本作でしか聴けない貴重な楽曲!
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